森林浴とジム

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

小野なぎささんの森林浴

なんで、森の中にいると心が癒されるのか?そんな問いからはじまった。自然との触れ合いが、ウェルビーイング21因子のうちのひとつであり、特に都心生活者は、お金を払ってでも、自然を訪ねることで癒されに行くのだ。森林浴のスペシャリストであるなぎささんの講演を聴きに行った。森林浴ファシリテーターが全国に60名ほどいるそうだ。あとは、地方自治体を中心に大企業やベンチャーなどが、「社員や地域のウェルビーイング」のために、森林欲ツアーをされている。

自然の三大欲「日光浴」「海水浴」「森林浴」という3大欲のひとつと捉えられている。フィトンチッドと呼ばれる殺菌作用によって癒される。どう身体に良いか? フィトンチッド(植物を殺す)が身体に良い、森×五感ってどういうことだろうか?ウェルビーイングの探求をしていると、必ず出てくる「自然と一体感になる感覚がウェルビーイング生活」というお話は、僕にとってワクワクしかない。八百万の神様という考え方も、日本人がウェルビーイングを語る上でキーになるだろう。森に入る前にお祈りをする。そして、神様にお礼を伝える。

Welluluで今後、どのようなテーマやコンテンツを取り上げていくかという編集会議をした。「気づいたら、ウェルビーイング。」というものを目指すWellulu編集部は、身近なもののウェルビーイングテーマで盛り上がる。その中でも、データを獲得しながら生活者が何に関心領域があるのかというのもリサーチをした上でコンテンツや事業開発を進めていく。

「自然との触れ合い」の因子は、コロナ禍の影響もあってすごく大きなテーマであった。その中でも「森林浴」というものは取材する意味があると思ったのだ。小野なぎささんとお話を聴かせていただいたみなさんと「ジビエ」を食べた。猪と鹿と・・・。我々の生活をサステイナブルに、ウェルビーイングにしていくためには、自然に感謝し、すべての生き物との共生の中で生きていくことが必要だと実感した。

森の声を聴きに行こう。森のご馳走を食べよう。森に抱きつこう。森の香りをかごう。森と一体となってみよう。今年のWelluluは、食とウェルビーイングを追いかけるが、特集で「自然とウェルビーイング特集」もやろうと思う。日本にはたくさんの森林がある。その森林には八百万の神様がいる。僕は、小学校の修学旅行以来の「伊勢神宮」に参拝することに決めた。

パーソナルジム2回目

麻布台ヒルズのパーソナルジムに通って2回目。体験をいれると3回目。僕の身体は、まだまだ借筋返済に追われている状況だ。実験的に、朝一のトレーニング、夕方の仕事終わりのトレーニング、お昼のあとのトレーニングと時間を変えて、自分の中で一番心地よいタイミングを探ってみた。結論を言うと、朝一のトレーニングが僕の中で一番しっくり来た。夕方の仕事終わりのトレーニングは、金曜日の後だったこともあるが、正直身体がついていかない。ヘロヘロになって帰宅するまでの坂道や階段までもがヨロヨロしてしまう。

昨日は、午後一のトレーニングだったのだが、これはタイミングというよりも食後のトレーニングはダメだと思った。昼食をサンドウィッチを食べてのぞんだのだが、お腹の中で消化がはじまりながら腹筋とかすると、おならをもよおす。しかもパーソナルトレーナーががっつり横にいるので、ここで音の出るおならをするわけにはいかない。

僕は、3度ほどおならをしたくなり、腹に力を入れて、音なしのすかし屁ですました。(多分、パーソナルトレーナーは気が付いていただろうが、知らないふりをしてくれていた)音が出た場合は、「すみません」とか言うのだろうが、恥ずかしくてたまらない。こんなとき「すみません、屁が出そうです。失礼します。」とか言って終わらせたら「プー」とかできたら、楽な気もするが、僕も東京に来て30年近くになるので、恥ずかしさは持ち合わせている。

そんな「おならのこと」を考えていたら、筋肉痛のことを忘れてあっという間に1時間が過ぎた。まだまだ貯筋を返済している状況だが、自分の中で上腕筋や背筋が伸びている実感はある。このままなんとか続けていきたい。ウェルビーイングな生活はまだまだ道半ばだ。

 

 

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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