ちょもろーなイベントに参加

Wellulu 編集部プロデューサー

堂上 研

未来を共創するイベントへ

「ちょっと先のおもしろい未来(ちょもろー)」に誘って頂いて、快晴の中、竹芝に向かった。先進的なテクノロジーに彩られた少し未来の社会や生活、新しい取り組みのポップカルチャーを体験することで、大人も子どもも楽しめるイベントだ。

このイベントを仕切っているのが、Welluluでも対談させて頂いた石戸菜々子さんとiUの伊知哉学長。https://stg-wellulucom-staging.kinsta.cloud/lifelong-learning/25469/

僕は、伊知哉さんとの出会いを通して、来年の4月からiUのプロジェクト型教授となり「ウェルビーイング共創学」をつくっていく。今日は、他の新任教授とのお話しがあったのでみなさまへの挨拶も含めておうかがいした。https://www.i-u.ac.jp/

子どもから大人までが、未来のテクノロジーにワクワク目を輝かせながら参加している。会場の3階に行くと、iUのいろいろな出し物が展示されていた。来年から一緒に働く同僚になる教授陣が4人紹介された。

医療AIフロンティア学 岡田直己教授

医者でありAI研究者の岡田直己教授が、医療AIフロンティア学を提唱している。血だらけの人の出血を早く見つけるAIを開発。学生やエンジニアと協力し、実践的な経験を積む仕組みを提供。大阪と東京を拠点に活動し、ビジネスと医療の融合を図る。未来の病院をつくっていきたいとお話ししていた。

一人での開発には限界があり、外部の視点を取り入れる必要性を感じている。医療AIフロンティア学は未開拓の分野であり、多くの問題を解決することが、医療AIフロンティア学で、医療、AI、ビジネスの融合を目指す。

僕は、大学で何を学ぶかは、大学に行ってから変わっても良いと思っている。そんな中、医療に急に興味を持ったらできる環境っていうのも面白い。

ウェルダイイングのデザイン キムジーン教授

韓国で、デザイン教育の重要性とビジネス・テクノロジーの関係について、UXデザインとエモーショナルデザインの重要性を語る。

ジーンさんは韓国を拠点にしながら、iUのが学生とデザインを中心に、特にwell-dyingのデザインの話があった。

僕は、ウェルビーイングの追求をしている中で、終活をウェルダイイングと呼んでいたし、ここはジーンさんと一緒に新しいことが生まれるような気がしている。

付加価値学 山中哲男教授

山中哲夫教授の肩書きが難しい。事業開発を多岐にわたってやってきた。新規事業の立ち上げ、スタートアップの事業化、街開発、地域ブランドデザインなど業界横断的なアプローチをしてきた。医療、人材、金融、飲食、不動産など、多様な業界に携わり、あらゆる専門家をつなぐプロデューサーである。事業を作る根底というのは、あまり業界関係ないんじゃないかなという根底のもと、多様な分野に挑戦したいということだ。

ジェネラリストとしての役割として、地域の課題や社会課題を解決するために行動してきた。地域活性化でのプロデュースでは、業界をまたいで翻訳するファシリテーション役を担っている。地元の人が遊びに行ける場所、地元の人が働ける場所、地元の人が自慢できる場所を目指すなど、コンセプトをつくりビジネスへと展開していく。

僕も、事業開発に携わっている身として、共感することばかりである。僕らの広告会社のプロデュース力と事業開発のファシリテーション、インキュベーションの力の両方が備わっている方だった。

Global Contents Lab  カン・ハンナ教授

カン・ハンナ教授は有名なのでご存知の方も多いだろう。今日ご挨拶させて頂いて、驚愕の10人くらいの分人がひとりの身体に住んでいる。

韓国ではニュースキャスターとして活動していた。日本ではタレントとしてテレビやラジオで活動している。日本の伝統文学である短歌に関わり、史上初の外国人として歌人デビューを果たした。横浜国立大学で博士号を取得し、コンテンツとメディアを中心とした社会学を専攻。コスメブランドを立ち上げ、日本全国の250店舗以上で展開している。数学オリンピックに中学生の時に出場した経験がある。グローバルコンテンツラボを開設し、グローバルな視点でコンテンツを研究。日本のコンテンツの歴史とオリジナリティに魅力を感じている。最近、ポップパワープロジェクト(PPP)を立ち上げ、ポップカルチャーのコミュニティを作る。

笑顔が素敵なハンナさんと終わった後、ご挨拶させて頂き、クリエイティビティとコミュニティ、コンテンツづくりで共創できることだらけだった。iUの授業では、共同プロジェクトもご一緒したいところだ。

今日は4人の教授のお話しを聴かせて頂いたが、ここにウェルビーイング共創社会に全て繋がっている。とても有意義な時間だった。

 

堂上 研 Wellulu 編集部プロデューサー

1999年に博報堂へ入社後、新規事業開発におけるビジネスデザインディレクターや経団連タスクフォース委員、Better Co-Beingプロジェクトファウンダーなどを歴任。2023年、Wellulu立ち上げに伴い編集部プロデューサーに就任。

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